スーパーに行ったら、トウモロコシが1本100円!
夏になると生のトウモロコシが安くなるのでテンションが上がります。
なぜなら、私は子供のころからトウモロコシが大好きなのです。
中でも塩ゆでが手軽で一番好きなのですが、それを上回るメニューがあります。
それが数年前に出会った「トウモロコシご飯」。
トウモロコシの優しい甘味とほんのり塩味のご飯のハーモニーが最高なんです。
トウモロコシご飯のレシピはシンプル。
米、トウモロコシ、塩のみ。
まずは買ったトウモロコシの皮とヒゲを取り除き、包丁で粒を丁寧に取り除きます。
トウモロコシの粒の取り方はいろいろあるけれど、よくある方法だと粒が潰れて、うまみの汁が流れ出てしまうのでもったいない!
いかに粒の形を保ちながら取れるかを試行錯誤してたどり着いたのが「粒の根本に包丁を入れ、根元からすくいあげるように取り出す」。
包丁をトウモロコシの粒の根元に当て、粒の根元を包丁で切り、包丁を倒して掘り起こすように取り出します。
毎年やる度に良い感じの方法を見つけるのですが、すぐに忘れるので毎年包丁をあちこちに当てながら掘り起こします。
焦ると包丁が滑って指を切る危険があるので、集中してゆっくり取ります。
うまく行けば指で粒を倒すようにするとポロポロ取れてくれます。
ゆっくりするので時間がかかる。
多分1本取るのに30分くらいかかっているはずです。
粒を取り終えたら、米2合とトウモロコシの粒と芯、塩を小さじ1/3~1/2を入れて炊飯。
ここで大事なのは
トウモロコシの芯も入れること。
芯からすごい旨味が出るのです。
一度、芯なしで炊いてみたら香り、甘味、風味のどれもが足りない。
芯と侮ってはいけないのです。
あとは時間通り炊いたら出来上がり。
生のトウモロコシから作ったトウモロコシご飯は
粒がシャキシャキ。
甘味も強くて味が濃厚。
時間はかかるけれどその価値はあります。
「そんな面倒なことしなくても、缶詰のコーン使えばいいんじゃない?」
と、言われそうですが、缶詰コーンではだめなのです。
缶詰だと粒のシャキシャキ感がなく、甘味が少ない。
一度あの味を知ると他の何物でも代用ができなくなってしまいます。
ある程度食べたら残りは冷凍に。
こうしておけばうれしいおいしい貯金ができるのです。
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