今でこそ朝晩フロスを使って、電動歯ブラシで歯を磨き、半年ごとに歯医者に行くように心がけていますが、数年前は歯に関しては全く無関心でした。
歯ブラシだけして終わり。
歯医者に行くなんて歯に異常を感じた時か歯石が溜まったな、と感じた時くらいでした。
なので、歯医者は数年に一度くらいしか行かない状態だったのです。
歯のメンテナンスを意識するようになったきっかけ
そんな中で、歯石が溜まり、口臭も気になったのでかなり久々に行った歯医者さん。
年々機械が進化しているのか、久々に行った歯医者さんにはカメラ機能が増え、患者も一緒に見られるようになっていました。
そこで見せられたのは、歯石を取る前の歯の裏の写真。
自分の歯の裏を画像で見るなんて初めてのことです。
初めて見た自分の歯の裏にはしっかりと歯石がついていました。
しかも、鉄さびのような色。
汚い
何となく、歯石の色は白系の色だと思っていたので、こんな汚い色のものが自分の歯に存在しているとは思いもしませんでした。
そりゃあ口臭の元にもなる訳だと納得。
治療をしてもらって、再度画像を見せてもらうと赤さび色の汚れは綺麗に無くなっていました。
歯医者へ行く
こんな簡単なことで歯の中を綺麗にすることは可能なんだと思いました。
多分、私20代～30代の頃が一番口臭がひどかったのではないでしょうか。
考えただけでもぞっとします。
定期健診に行っていれば、もう少しましだったとは思います。
ですが、病院というものは「何か異常があって初めて行く場所」という認識だったので、何もないのに行くことがありませんでした。
そもそも、一昔前まではあまり「予防医療」という話が無かったような気がします。
何もないのに病院に行ったら
何しに来たの？
と言われるくらいです。
そんな状態だったので何もない時に病院へ行くことはなかったのです。
ですが、歯石の画像を見せてもらったのを機に歯医者さんは定期的に行くようになりました。
あの時、あの画像を見ていなかったら定期健診に行く気はなかったと思います。
変化した口腔ケア
歯医者さんでの件があってから、普段の口腔ケアも変えました。
まずは朝晩の歯磨き。
それまでは手動で歯ブラシで磨いていましたが、電動歯ブラシに変えました。
実家にいる時、何かでもらった電動歯ブラシを使ったことがあったのですが、かなり昔の電動歯ブラシ。
とにかく振動が凄くて歯が磨けませんでした。
それ以前に、電動歯ブラシに歯磨き粉をつけて口に入れる前に電源を入れてしまったため、歯磨き粉が四方八方に散ってしまうという大惨事。
何これ、使えない
と扱いきれなかったのでその1回で電動歯ブラシを手放したのです。
そんな記憶がある電動歯ブラシでしたが、ネットで歯のケアを調べていると
電動歯ブラシの方が汚れが落ちる
というのを見たので購入することにしました。
私が使っている歯ブラシはこちら。
私の住んでいるマンションは風呂場と洗面が一緒になっているのでコンセントはなく、充電式の電動歯ブラシは使えない。
ですが、この電動歯ブラシは電池式。
単三電池2個で使えます。
ただ、電池の消耗が激しく、2週間に1回ペースで電池交換が必要です。
電動歯ブラシを使った初めての感想は
凄い汚れが落ちる！
磨いた後のツルツル感が手動で磨いていた時の何倍も違います。
以来、この電動歯ブラシを使い続けています。
最近モーター音が怪しくなってきたので、そろそろ替え時かもしれません。
続いて使い始めたのが「フロス」。
それまで糸ようじ的なものは歯の隙間を広げる、と聞いていたので使っていませんでした。
しかし、最近のフロスは細い隙間でも使えるように進化しています。
とは言え、糸を自分で好きな長さに切り、指に巻いて使うタイプは使いこなせないので、初心者向けのものを使っています。
歯の隙間の汚れを取っただけなのに、これを使った後に歯を磨くと磨いた後のスッキリ感が違います。
世の中の色んな人が「フロスを使いなさい」と納得しました。
電動歯ブラシ、フロス、定期メンテナンス。
これをするようになってから口臭に対する悩みは激減したように感じます。
口の中もモヤモヤ感が減っています。
減っているというか、口の中の汚れに対して敏感になってきました。
食後に歯を磨いていないと常に歯に何かが付いている感じになり、気持ち悪くなって来るのです。
そのため、食後にはなるべく早く歯を磨くようになりました。
歯には3,000万円近くの価値があると聞きます。
歯が健康であることは生活の質に大きく関わってくるそうなので、今更ではありますが大切にしていきたいと思うのです。
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