想い、すれ違い、ようやく会えた「長久堂のきぬた」

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ごはんのこと
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和菓子が好きです。

昔は和菓子よりも断然洋菓子派だったのですが、20代で事あるごとにケーキを食べまくって飽きてしまったのか、30代になってから小麦粉や生クリームを重たく感じるようになったからか、気持ちが遠のいて行きました。

そこから和菓子にシフトしていくようになったのです。

和菓子は敷居が高い食べもの?

和菓子を食べるようになって思うのは和菓子は意外と手軽な食べ物ということ。

生菓子のような綺麗なお菓子はちょっと高めですが、大福などの日常的なお菓子は200円〜300円くらいで買えます。

さらに、行事や季節の由来を知るとますます興味がわいて、その時期だからこそ食べられる和菓子を大切にするようなりました。

お正月の花びら餅

節分の大豆大福

花の節句のひちぎり

などなど。

今では手帳に行事とお菓子をメモし、その日に和菓子を買っています。

うっかり逃した時や時間が合わに変えなかった時、はゲームのイベントに参加できなかった時並みに落ち込みます。

京都は色んな所に和菓子屋さんがあり、お店ごとに特徴があるので色々食べ比べてみるのも楽しいんですよ。

会いたくて会えなかった和菓子「長久堂のきぬた」

今では和菓子大好き民ですが、そんなに和菓子が好きではなかった頃から好きだったのが長久堂のきぬた

ようかんに求肥を巻き、和三盆がまぶしてあるお菓子です。

1本918円(税込)

パリ万国博覧会に出展されて賞を受けたこともあるそうです。

昔は四条河原町にお店があり、そこで購入していましたが数年前にお店は閉店。

本店は北区にあるのですが、そこまでわざわざ行く気にはなれない。

そんな感じでたまにきぬたを思い出しつつも、食べることができずに何年も経ちました。

つい先日、母と和菓子の話をしていた時に

ごう
ごう

長久堂のきぬたが好きやったのに、河原町の店が無くなったからずっと食べてない

と嘆いたら

母

髙島屋にあるで。

高島屋の中に店舗を構えているのではなく、色んな和菓子屋さんが集まっているコーナーで販売されているとのこと。

まさかそんな近くに売っていたとは...

高島屋なんて何回も行ってるのに全然知りませんでした。

そんな訳で数年ぶりに出会えたきぬた。

適当な大きさに切れば、つまんで食べることができます。

やわらか~い求肥の中にようかんの甘味。

日本茶と一緒に食べると丁度いい組み合わせです。

久々に食べましたが変わらない味でほっとしました。

残った分は適当に切ってタッパーに。

消費期限が6日ほどあるのであと数日楽しめます。

北区の本店以外にも四条河原町の高島屋や京都駅の伊勢丹でも販売しているそうなので、京都のお土産にもオススメです。

楽天ROOMもあります

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