今日は平日ですが休みを取りました。
特に深い理由はありませんが、有休消化も兼ねて定期的に取っています。
今回の目的は「スコーン」。
私は昔からスコーンが大好きです。
ケーキと違ってクリームもフルーツもないお菓子なのになぜだか魅かれる魅力。
シンプルなだけにこだわりがあります。
- 形は丸く、腹割れ(スコーンの側面にできる割れ目)があること
- 提供数は2個
- 外はカリッとホロリとしていて、中身はしっとりしていること
- 中身はしっとりでもべっちょりしていないこと
- ジャムやクリームをつけて食べるけど、何もつけずに食べてもほんのりと甘味があること
- ジャムはブルーベリージャム
細かく注文をつけているので、自分好みのスコーンに出会うのは至難の業です。
そんな中で私の好みを全て抑えたスコーンが食べられるお店。
丸太町にある紅茶専門店「ミスリム ティープレイス」です。
最近人気になってきたので、昔と比べると土日に行くとお店の外で待つことが多くなりました。
私は余程の熱意がない限りは「待つ」ということをしたくないので、待つ必要がありそうだったらすぐに諦めてしまいます。
ですが、今日は平日。
開店すぐならいけると思ったのです。
予想通り、今日はすんなり入店することができました。
注文したのはスコーンセット。
紅茶はメニューの中から好きなものを選べます。
(ただし、ダージリンは+100円になります)
色んな種類の紅茶がありますが、今回紅茶を選ぶのに参考にしたのがこちらの漫画。
この漫画の中でスコーンに合う紅茶として紹介されたのが
キームン
ラプサンスーチョン
ウバ
ルフナ
メニューの中にあったのはキームンだったので、今回はキームンで注文しました。
ストレートでもミルクを入れても良い紅茶です。
このお店ではじっくりと紅茶を淹れるので、注文してから出てくるまでに時間がかかります。
急いでいたり隙間時間でちょっと寄り道、という時には向かないのですが、ゆっくり過ごしたい時には良いお店です。
特に一人でじっくりと本を読んだり、ぼんやりとしたい時にオススメです。
ゆっくりと待っているとスコーンセットが運ばれてきました。
丸い形の2個セット。
1つはドライフルーツ、1つはプレーン。
焼けたスコーンの良い香りが鼻に入っていきます。
まさに「鼻腔をくすぐる香り」。
スコーンを食べたい気持ちを抑えてまずは紅茶。
最初はストレートでいただきます。
キームン特有のスモーキーな香り。
ミルクを入れるとスモーキーな香りは弱くなりますが、スッキリとした風味があります。
そして、いよいよスコーン。
半分に割って、一口サイズに割ってから、何もつけずにまずは一口。
外はほろりとくずれて、中はほかほか。
硬めのお菓子のはずなのに、中は程よくふんわり。
クリームとジャムをつけるとまた美味しい。
ジャムがブルーベリージャムなのがまた良い。
たまにイチゴジャムが出てくるお店がありますが、イチゴジャムだとちょっと甘すぎる。
そもそも、小学生時代から「生クリームとブルーベリージャム」という組み合わせが大好きなのです。
私の中では完璧の組み合わせです。
紅茶と一緒に食べるとさらに美味しい。
スコーン→紅茶→スコーン→紅茶のループが止まりません。
ミスリムの紅茶は基本ポットで提供されるので、紅茶もたっぷり。
スコーンを食べ終わっても紅茶があるので、残りの紅茶は本を読みながらゆっくり飲みます。
普段は時間に追われてバタバタしているので、ゆったりした時間がとても貴重。
脳の締め付けがゆるゆると解放されていく感じがします。
好きなものを食べられて、美味しい紅茶を飲んで、ゆっくりして。
心がゆったりと充実した時間を過ごすことができました。
繁忙期に入る前にまた行きたいな。
今回の参考漫画。
紅茶時間を楽しめる漫画です。
紅茶の知識が豊富だけれども、一度語りだすと止まらない、人見知りな店主・瀧さんを中心に繰り広げられる紅茶専門店のお話。
この漫画で特徴的なのが「紅茶とお菓子のペアリング」
お酒に合うおつまみを紹介するように、紅茶とお菓子を紹介してくれます。
紅茶の紹介も細かくて、知識も増えていくのが楽しいです。
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