未婚、一人暮らし。
急に亡くなってしまった場合、私の物の後始末をすることになるのは高齢の母と遠方の兄。
処分をすることになった時、1日または2日で終わる分量にしたいと思い、今日も物を減らせないかを考えています。
父が残した大量のゴミで考えたこと
父が亡くなった時、とにかくえらいことになっていたのが「父が描いた絵」。
なんでか美大に行っていたらしく、日本画を専攻していたらしい父。
趣味として日本画を描いている人でした。
(正直、絵としては大変ビミョー。)
しかも、スケッチブックに描くのではなく、木製のキャンバスに紙を貼ったタイプ。
横幅が1mくらいとまあまあでかい。
そんな父がうん十年かけて描いて、貯めに貯めたキャンバスは約3畳の押入を埋め尽くす程大量になっていました。
運び出すのも一苦労、ゴミとして出すために細かくしたりして(主に母が)何とかかんとか処分していました。
そんな事があったものだから、自分の物を処分してもらう時はとにかく苦労させたくない。
とりあえず一人で運べないようなものは置いておきたくないな、とその時はぼんやりと思っていました。
転職→引っ越しで捨てる日々
私の捨てスイッチが入り出したのは転職がきっかけです。
一人暮らしを始めた頃はちょっと広めの1DKに住んでいたのですが、転職して収入が減ったので、支出を減らすために広さを抑えた1Kに引っ越しました。
同時にクローゼットなどの収納スペースも減少。
引っ越し前に大きな家具を処分したのですが、それでも場所が足りず、荷物があふれていました。
6畳の部屋の4畳が棚と荷物。
2畳スペースに布団を敷く。
あまりのきゅうきゅうさに手伝いに来た友人が爆笑していたほどです。
物をしまうスペースがないなら物を減らすしかない。
とにかくひたすら捨てていきました。
クローゼットに納められない棚、家電やパソコンを梱包していた箱、思い出に残していた写真や絵、とりあえず取っていた服、本棚からあふれ出た本。
とにかく毎日捨てていました。
幸い、マンションが24時間ゴミ出しOKだったので、ゴミ袋にゴミがたまったらすぐに捨てることができました。
捨てていった物たち代表
必要だけど大きくなりがちな家具や家電はサイズダウンすることで対応しました。
イラストを描くためにデスクトップパソコンを持っていたのですが、今ではタブレットでも描くことができます。
今はsurfaceでパソコンとイラストを両立しています。
プリンターは年に一度の年賀状位しか使用していなかったので、年賀状は印刷屋に依頼することにしました。
普段のちょっとした印刷なら、今はコンビニでできる。便利です。
本も電子書籍リーダーで読むことができるので、マンガは全て電子書籍で買って、本棚も捨てました。
ご飯は鍋で炊くことができるようになったので、炊飯器を捨てました。
ベッドも捨てました。
組み立てる時、一人で作るのも動かすのも苦労したので、これは高齢者にはキツイ、と判断したのです。
今は三つ折りマットレスを使用しています。
テレビはダラダラ見てしまうし、N●Kさんが面倒だったので捨てました。
3年位経つのですが何も問題ありません。
今はネットやでYoutubeがあるので、娯楽に困ることもありません。
強いて言うなら、流行りの芸能人が全く分からなくなったことくらいでしょうか。
捨てることを続けていった今、重量級は冷蔵庫と洗濯機くらいにまで減らせました。
新しい物を買うときに考えること
色々と物を減らして来ましたが、そんな中で新しいものを買うときに考えるのは、
今ある収納場所にしまえるか。
しまえない場合は何かを捨てて、そのためのスペースを作る。
新しいものを入れるためだから、と考えると、意外とすんなりと微妙な立ち位置にいたものを捨てる決心がつく。
色んな人が言っているが、ものが少なくなるとすっきりするし、掃除がしやすくなるので気持ちがいい。
自分が居なくなった時に
あの子は物が少なかったから、片付けが楽やったわ~
と言われるのが理想です。
きょうのおべんとう
- 鮭入り粕汁
- おかかごはん
- レンチンかぼちゃ
- チンゲン菜とお揚げの炊いたん
寒くなって来ると食べたくなる料理の一つ、粕汁。
実家ではよく食べていましたが、一人暮らしを始めて、自分で作ると何だかイマイチ。
なので、粕汁からはだいぶ離れていたのですが、去年定食屋さんで食べた粕汁の味がとても私好みだったんです。
再現したい!と思い、滅茶苦茶味わって、家で作ってみたら運よくいい感じにできました。
以来、ちょくちょく粕汁を作っています。
今回のメインの具は鮭。
塩鮭を使うと程よく塩味も出るのでいい塩梅になります。
塩鮭は沸騰したお湯で茹でます。
表面の色が変わったら、すぐに取り出します。
個人的に皮と骨が面倒なので、この段階で取り除き、一口サイズに切ります。
丁寧に切ったところで火を通したらバラバラになるので、形は気にしないでおきましょう。
鍋にだし汁を沸騰させたら、塩鮭投入。
再度沸騰したら野菜を入れます。
実家は大根とにんじんだけでしたが、定食屋さんの粕汁は色々具が入っていたので、具だくさん粕汁にします。
今回は、短冊切りにした大根とにんじん、適当な大きさに切った白菜、しめじ。
鍋に入れて、火を通します。
火が通ったら酒粕をいれ、しょうゆを少々。
塩鮭で塩味があるので、しょうゆは少しずつ入れて味を見て、好みの濃さにしてください。
酒粕は溶けにくいのでしっかり火を通して溶かします。
火の通りが弱いと酒粕のアルコール臭がして、何か酒臭い粕汁になるので、しっかり火を通します。
仕上げにねぎをかけたら出来上がり~
好みで七味を振ってください。
具だくさんみそ汁弁当のようにできるので、手軽で良いですよ~
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