前の会社のこと。
ある日、いきなり同僚が言い出しました。
「ハム作って。」
ハム?
「友達が作ってくれるハムが美味しいねん。自分料理好きやからできると思うねん。」
いやいやいやいや。
そもそもハム用の豚肉って何買うの?
燻製とかいるんやないの?
材料はどこから?
困惑している私の元に同僚から送られてきたメール。
友人に聞いたというレシピは、ハムはハムでも鶏ハムでした。
家で作れるハムを作る
鶏ハムを作ろうとすると、今でもあの時のやり取りを思い出します。
そんな鶏ハムを作ります。
使うのは鶏むね肉。
大体300g。
皮は取り除き、片面に塩小さじ1、砂糖小さじ1/2をすり込み、なじませます。
ひっくり返してもう片面にも塩小さじ1、砂糖小さじ1/2をすり込みます。
ラップに包んで、保冷バッグに入れて冷蔵庫で2日間放置。
塩味をなじませます。
2日後、ラップを取り外し、たっぷりの水を入れた鍋に入れて2時間ほど漬けて塩抜きします。
塩抜きをした鶏むね肉をできるだけぎゅっと丸めて、ラップで包みます。
手でぎゅっと丸めて、ぎゅうぎゅうに締めながらラップを巻く。
さらに上からぎゅうぎゅうに締めながらラップを巻きます。
なかなか上手くできませんが、何とか棍棒状の形にします。
鍋にたっぷりの水を入れて、鶏肉を入れて蓋をしたら中火で点火。
ゆっくり火を通します。
沸騰してきたら5分ほどゆでてから火を止めます。
火を止めた後は蓋をしたまま一晩放置。
火を止めても鍋の中は熱い。
そのままゆっくり火を通していくのです。
夏場は粗熱が取れてから冷蔵庫に入れます。
翌朝にラップを取り除けば出来上がり。
好きな厚さに切って食べます。
鶏むね肉で作ったのにパサついておらず、しっとりした食感。
程よい塩味でそのままでも美味しく食べられます。
サンドイッチの具にしたり、ラーメンにのせたり、サラダにしたり。
豚ハムとは違った食感なので「これがハム?」という感じではありますが、豚ハムと同じように使えます。
日数はかかりますが、手間はそんなにかからないので気が向いた時に作れます。
安い鶏むね肉で作れるのも嬉しい。
取り除いたとり皮はとり皮チップスにすれば2度美味しい。
色々嬉しい鶏ハムなのです。
きょうのおべんとう
- エビ玉あんかけ
- ほうれん草としめじ炒め
- もやしナムル
今日はお手軽エビ玉。
ホットサンドメーカーを使えば、簡単にエビ玉も作れます。
玉ねぎはスライス、エビは一口サイズに切り、油を引いたホットサンドメーカーに入れて火にかけます。
熱されて具に火が通ってきたら、溶き卵を少しずつ入れます。
ホットサンドメーカーの形状にもよりますが、一度に卵を入れるとあふれ出してしまうので、様子を見ながら少しずつ入れるのがポイントです。
卵を入れたら蓋をして加熱。
その間に洗い物ができます。
途中でホットサンドメーカーをひっくり返して裏面も加熱。
卵に焼き色がついたらまな板や皿に出して冷まします。
私が使用しているホットサンドメーカーは分解できるので、ここで一度分解。
片方であんかけの甘酢あんを作ります。
鶏がらスープを混ぜた水、しょうゆ、酢、砂糖 各大さじ1、酒小さじ1を入れて火にかけます。
沸騰して砂糖が溶けたら水溶き片栗粉(片栗粉 小さじ1、水小さじ1)を入れて、とろみをつけます。
エビ玉を適当な大きさに切って、甘酢あんをかければ出来上がり。
甘酢あんを加熱している間に、分解したもう片方にほうれん草、しめじを入れて炒めます。
味付けは酒、しょうゆで適当に。
本来の使い方では無いのですが、分解することでミニフライパンとして使えるのが便利です。
ホットサンドメーカーを使いまわすことで、洗い物を減らせるのが良いです。
コメント