去年末は冷え込む時期もありましたが、今年に入るとあまり寒さを感じません。
暖房をつける事もほとんど無かったので、この冬は暖冬かな~と思っていたのですが、週末あたりから一気に寒くなるようですね。
毎年「雪が降るほど寒くなる」と聞くたびに思い出すのが「くまの子ウーフ」の一場面です。
寒い季節に思い出すくまの子ウーフ
「くまの子ウーフ」は神沢利子さん作、井上洋介さんの絵による児童文学作品。
1969年(昭和44年)にポプラ社より刊行されました。
最初に読んだのは小学校低学年の時、国語の教科書だったと思います。
その後、図書室で見たのか本を買ったのかはわかりませんが、一冊の本で読みました。
あらすじとしては、くまの子供「ウーフ」が日々湧き上がる疑問について自分なりの答えを見つけていく物語。(Wikipediaより)
ことあるごとに「うーふー」と言うから「ウーフ」なのだとか。
正直、話はほとんど覚えていないのですが、唯一覚えているお話が冬の話。
雪が降るほどの寒い朝、目を覚ましたウーフが息を吐くと寒さのあまりに息が真っ白。
それを見たウーフが
「ぼく、やかんになっちゃった!」
と慌てる、というシーンです。
その話がどんな話で、どういう終わり方をしたのか全く覚えていません。
ですが、何十年経ってもその場面だけ思い出すのです。
多分、「すごく寒い朝」「吐く息が真っ白」という状況を自分も体験したことがあり、それを「自分がやかんになった」という感想に共感したから覚えているのだと思います。
実際、冬は底冷えが厳しいと言われる京都。
その中でも実家はめちゃくちゃボロイので隙間風もあって凄く寒い。
布団を被っていても息は白くなる。
自分もウーフと一緒だ、と思っていたのでしょう。
今住んでいるところは気密性はありますが、やっぱり寒いと部屋の中も冷え込みます。
このまま週末に冷え込めば、自分もやかんになるのかな、と思ってしまいます。
そんなことを考えると、厳しい寒さもちょっと楽しくなりそうです。
あと、Wikipediaであらすじを見ていたら、ちょいちょい
「あれ、児童向けの本でそんなことして大丈夫?」
みたいな事が書かれていたので、久々に読んでみたくなりました。
ですが、図書館のネット蔵書検索をしてみたらほぼ貸し出し中。
1969年刊行ですが、今でも読みたいと思っている人がたくさんいるということは、やはり名著なのでしょう。
チャンスがあったらまた読んでみたいです。
きょうのおべんとう
- 豚丼
- おくらのおかか和え
- キムチ
- きゅうりぬか漬け
甘辛タレで炒めるだけの簡単丼。
豚肉は一口サイズに切り、玉ねぎはスライスします。
フライパンに油を引いて加熱し、豚肉を炒め、火が通ったら玉ねぎスライスを入れて炒めます。
玉ねぎが透明になってきたらタレ(醤油大さじ1、砂糖大さじ2/3、みりん大さじ2/3、酒大さじ2/3)を入れて煮詰めたら出来上がり。
豚肉にはキムチが合うので一緒に入れます。
会社で食べるお弁当ですが、豚肉とキムチのハーモニーを楽しみたかったのでこっそり入れました。
この組み合わせは最高!
お昼時間に幸せを感じられました。
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