私は右利きですが、スプーンとフォークを使う時は左手を使うようにしています。
きっかけは新聞で見た読者投稿の記事でした。
右利きだけど左手も使う理由
何の新聞だったかは忘れたのですが、内容はこんな感じでした。
ご家族が病気で倒れ、右側が半身不随になりました。
右利きの方だったので普段の生活に支障が出るのですが、一番苦労されたのが
ご飯を食べづらくなってしまった
ということ。
道具が上手く使えず、ご飯が食べづらい。
思うようにご飯が食べられないと食事が楽しくない。
どんどん食べることが出来なくなり、食事が楽しめないまま亡くなったそうです。
その後、ご家族は左手でもご飯を食べられるように練習をしたそうです。
別の方が半身不随になられたのですが、両手を使えるようにしていたので食事をするのに問題なく過ごせた。
そういった内容の投稿でした。
その記事で思ったのは
自分もどんな状態でも美味しくご飯を食べられるようになりたい
とは言え左手でお箸を持つのはハードルが高いので、スプーンとフォークを左手で持つことから始めました。
カレーライス、シチュー、パスタ、アイスなどなど。
使いづらくも左手でスプーンとフォークを持つようにしました。
そんなことを初めて早数年。
未だに左手でお箸を持つことはできませんが、スプーンとフォークを持つのはだいぶ慣れてきました。
ですが、右手で使うことに比べるとまだまだぎこちない。
お皿の端に残った最後のひとさじをすくい取るのが上手くできません。
もうしばらく修業が必要なようです。
ともあれ、どちらの手を使ってもご飯が食べられるようにはなりました。
ご飯が美味しく食べられることは私には重要なこと。
まあ、この食に対する情熱をもう少し別のところに向けることができればいいのにと思わなくはありません。
でも、ご飯が美味しいと人生は楽しいです。
きょうのおべんとう
- 焼き塩鮭
- 卵焼き
- 野菜炒め
- 小松菜としめじのおひたし
この世で一番手軽に食べられる魚・焼き塩鮭。
焼くだけなのにご飯に合うし、魚を食べて健康に良いことしている気持ちにさせてくれます。
難点は
焼き塩鮭だけではお弁当箱のスペースが埋まらないこと。
肉のおかずと比べて副菜の数が必要になります。
それを手軽に埋めてくれる野菜炒め。
実家ではお弁当の時でも、休みの日のお昼ごはんの時でも、焼き塩鮭がメインの時は野菜炒めがセットでした。
あの時は定番のように食べていましたが、今思えばグリルで塩鮭を焼いている間に野菜を炒めるだけで2品ができる、という点で手軽で栄養バランスのよい組み合わせだったのかもしれません。
自分で作るお弁当では塩鮭を入れても違う副菜を入れる事が多いのですが、久々に野菜炒めを入れると何だか懐かしい感じがしました。
組み合わせとしては質素な気がしますが、長年食べて来た組み合わせは何だかんだで気持ちが落ち着きます。
コメント