昨日のことですが、藤森神社の駈馬神事を見に行きました。
藤森神社は伏見にある神社。
菖蒲の節句発祥の神社として知られ、「菖蒲=勝負」にかけて勝運と馬の神様として有名な神社です。
馬の神様ということで競馬ファンが来たり、勝運の神社なので勝負事のお祈りで来る人が多いようです。
絵馬を見ると「〇〇のコンサートチケットが取れますように!」というお願いもあります。
近年は刀剣・鶴丸国永が奉納されていた神社ということで、刀剣ファンが参拝に来たりしています。
昔は境内に菖蒲が咲いていたようなのですが今はなく、代わりに紫陽花の名所となっています。
そんな藤森神社で毎年5月1日~5日に行われるのが「藤森祭」。
境内は色んな屋台が出て、鼓笛隊の行進や御神輿がわっしょいと担がれます。
その行事の中で行われるのが駈馬神事(かけうましんじ)。
駈馬神事は、古来、早良親王が天応元年(781年)に陸奥の反乱に対し、征討将軍の勅を受けて、藤森神社に祈誓出陣された際の擬勢を象ったものだそうです。
馬に乗りながら手綱潜り、逆乗り、矢払い、横乗り、逆立ち(杉立ち)、藤下がり、一字書きの7つの技を披露します。
猛スピードで走る馬上で行うので、時には落馬したり、機嫌が悪くなって暴れた馬によって大けがすることもある危険な神事です。
連休になったので久々に見に行くことにしました。
当日、開始時間近くに神社に行きましたが、最終日ということもあり人が多い。
普段から人ごみが苦手で、できるだけ避けるように生きているのでなかなかしんどい。
駈馬神事が行われる場所まで行くと
あ、無理
人が多すぎて、もう無理です。
諦めて境内の出店を見つつ、一旦神社から出て外周を歩いていましたが、ふと脇道からも入れるのを思い出しました。
細めの道をするする入って出てきた場所は、何とか見ることが出来そうです。
開始時間から少し時間が経っていましたが、開始前のお祓いをされていたようで、まだ始まっておらず一安心。
お祓いが終わった後は馬道の試し走りが行われます。
数回走りますが、目の前を走るスピードが速い。
スピーカーから
今、走り出しました
という声が聞こえて、来るか?と見ていたらあっという間に通り過ぎます。
その後は技が披露されます。
全部で5つの技が披露されました。
技を披露しながら目の前を通り過ぎていきます。
これも速くて、何とか写真が撮れていたのは奇跡です。
全ての技が無事に終了して、見ている方も一安心。
ちょっと機嫌の悪そうな馬も居たので、事故なく終了してくれてよかったです。
終了後はまた屋台を見物。
水あめが1回200円になっていたことに衝撃。
昔は50円だったのに。
物価が上昇していることを感じました。
そして、昔は何店舗かあった「どんぐり飴」の屋台がなくなっていたのがショックでした。
お祭りの時には絶対に買っていたどんぐり飴。
当時の値段で1個30円。
味の種類が豊富で、好きな味はたくさんあるけれど、お小遣いの範囲でどれを買うかを悩んでいました。
年に一度しか購入することができないというのがまた貴重でした。
時代の流れとともに、屋台も変わっていくのかとしんみり。
ついでに足を延ばして、以前参加したスタンプラリーの参加品を貰ってきました。
オリジナルおちょこ。
お酒はあまり飲みませんが、久しぶりに何か飲んでみようか。
ついでにスタンプラリーの景品募集にも応募してきました。
何か当選すると嬉しいな~
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