京都の地下鉄駅・京都市役所前駅の地下構内にあるショッピングセンター「ゼスト御池」。
その一角に以前から気になっている自動販売機があります。
それがフレンチが買える自動販売機「THE Chef`s Table」。
ケータリング仕出しのKITCHEN LABOさんが運営しているフレンチ自販機です。
1品が大体700円〜1,000円くらい。
一番高い商品でも1,600円。
気になるけれど、買うなら色々食べてみたい。
でも、一人で食べるには量が限られる。
なのでなかなか食べる機会がありませんでした。
今日は母のところに行くことにしていたので、晩ごはんとして買ってみることにしました。
オシャレな自販機は購入方法もオシャレだった
自販機に着いたのは12時前。
前に15時くらいに見た時はちょいちょい品切れがあったので、確実に確保するべく早めに向かいました。
すると、丁度自販機の前には品補充をされているらしき方を発見。
これなら品切れの心配はないぞ~と安心しつつ、周囲の店に入って補充がされるのを待っていました。
補充完了し、去っていかれるのを確認したらさっそく自販機へ。
サラダ、前菜、メインなどが並んでいます。
2台の自販機があり、タッチパネルで買いたい商品がある方の自販機番号を押した後、買いたい商品番号を押して確定。
お金を入れたら商品が落ちてくるので時間内に回収すれば完了です。
手順としては簡単なのですが、こちとらジュースを買う以外で自動販売機を使ったことが無い人間。
しかも、タッチパネルなんてオシャレ(?)な方法で買うのは初めて。
物珍しいのもあるのか道行く人が見ている気がするので、買っている姿を見られているような気がする。
ここで買うのをしくじったら、その姿も皆に見られてるんじゃないか。
そう思うとものすごい緊張する。
パネルを操作して、表示された金額の現金を投入。
選んだ商品が出てきて、落下。
この流れ、パンの自販機で見たことあるわ~
商品はしっかり詰めて、蓋もきっちり閉められているので、落下して変な方向に傾いていても蓋が開いたり中身が寄ったりすることはありませんでした。
そんな動作を繰り返し、購入し終わったらそそくさとその場を離れました。
緊張した~
ちなみに、支払い方法は現金か交通系ICの二通りのようです。
あと、消費期限がある食品は18時を過ぎると購入できなくなるようです。
いざ、実食
今回購入したのは4品
- 絶品!シャルキュトリ盛り合わせ 1,600円
- 燻製盛り合わせ 500円
- ブリの自家製コンフィオイルマリネ温泉卵添え 780円
- 仔羊ランプの低温ロースト ガーリックマリネ 1,000円
メイン料理は湯煎または電子レンジで温めます。
温め時間もパッケージに書いてあるので安心。
個人的には電子レンジよりも湯煎の方がきちんと温まる気がしたので、今回は湯煎にしました。
用意できたらいただきます。
絶品!シャルキュトリ盛り合わせ
- ローストビーフ
- パテ・ド・カンパーニュ
- 鶏もも柔らかロールふきのとうソース
- さっぱりピクルス
- 砂肝のコンフィ
- 熟成塩麹豚バラの自家製ハム
前菜盛り合わせですが、2人で食べて丁度いい感じの量でした。
1人で食べるなら、これとパンがあれば十分1食として成り立ちそうな量です。
ちょっとずつ色んな味が楽しめる、というのが私の好みを突いています。
燻製盛り合わせ
ゆで卵、鯖(?)、ベーコン、鶏むね肉の燻製。
口に入れた瞬間、スモークの香りが広がって美味しい。
それぞれに味が付いているのでそのまま食べても美味しいし、パンに乗せても良かったかもしれません。
ベーコンもそのまま食べてしまいましたが、ちょっと焼いて脂を出すとか、パスタの具にするとかしたらさらに良かったのではないか?と食べ終わってから気づきました。
この量で500円なので結構コスパが良い商品だと思います。
ブリの自家製コンフィオイルマリネ温泉卵添え
メイン料理は湯煎で温めて、お皿に盛り付けます。
が、家にはシャレたお皿がなかった。
多分、もうちょっとオシャレなお皿に乗せれば映えたはず。
ごめんなさい、シェフ。
ブリは魚が良いのか、調理法が良いのか、はたまた両方良いのか。
全く臭みがありませんでした。
身の形からして背側の身で、血合いとかありそうなのですが、その辺りの嫌な感じの味が全くなかったです。
温泉卵をつぶして、ブリに付けるように食べたのですが、ソースと共にお皿に残ってしまう。
もったいない・・・と思っていたら母が
昨日買ったバケットがある。
普段は買わないけれど、昨日はスーパーで5%引きデーだったから買っていたのだとのこと。
素敵!
さっそくバケットを焼いてもらいました。
軽く焼いたバケットにソースが合う!
この自販機でメイン料理を買う時はバケットも買っておくことをおすすめします。
仔羊ランプの低温ロースト ガーリックマリネ
こちらもメイン料理なので湯煎で温めます。
個人的に一番好きな商品でした。
脂身のない赤味肉。
硬さはあるけれど、安い肉特有の嚙み切れない硬さではない。
ちょうどいい硬さ。
お皿に盛り付けた後にかける別添えスパイスが旨味を引き出していました。
野菜もスープの味がしみ込んでいて、それだけでも美味しい。
こちらも焼いたバケットでソースまでしっかりいただきました。
4品で合計4,000円以内。
パンも食べたせいか、十分に満足できる量でした。
値段的にもそんなものでは?という感じです。
燻製盛り合わせ+バケット+ちょっと野菜の組み合わせなら、かなりの低コストで良いご飯になりそうです。
今度は一人で楽しんでみようと思います。
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